NICHIDO construction

性能について

PERFORMANCE

流れゆく時代に応じた技法や工法を取り入れ、
家づくりに努めます。

  • 耐震性能

    SEISMIC PERFORMANCE

    耐震とは耐力面材によって強度を高め、地震に耐える工法で、耐震等級3とは震度6強や7の稀にみる大地震でも倒壊しない強さを意味します。
    ご要望に応じ、地震保険割引に適用する為の必須書類である耐震等級3の証明書を取得します。
    日動建設では標準仕様では証明書を取得しないので耐震等級3「相当」としていますが、適切な耐力壁や柱の配置などの直下率と、専属大工の確かな施工により頑丈な家を実現します。

  • 制振性能

    DAMPING PERFORMANCE

    制振とは地震のエネルギーを吸収する部材を取り入れる事で、建物の変形を抑えダメージを軽減する工法です。日動建設で採用するミューダム®を選ぶ場合、メーカーで独自のシミュレーションを行い最適な箇所に設置します。この工法は、研究所で実施したテストでも高い性能が確認されています。
    日動建設ではこの「耐震」と「制振」二つの工法を併用し、繰り返しの地震に強い安心安全を提供します。

  • 省エネ性能

    ENERGY SAVING PERFORMANCE

    地球温暖化対策が急務である昨今、一人一人の環境に対する行動が求められるもの。とは言っても、実生活において日常的に時間を割いて努めるのは難しいですよね。
    そこで省エネ性能を高めた家を建ててはどうでしょうか。断熱性と気密性を高めれば、それだけ空調負荷も抑えられます。
    ご要望があれば、性能を上げてG2断熱仕様(UA値0.46W/m2K)と高気密(C値1㎠/㎡以下)の住まいにも対応させていただきます。

  • パッシブデザイン

    PASSIVE DESIGN

    夏場の強い日差しを遮ることで、夏の暑さを低減し、冬場は日射熱を取り入れる事で、暖房を用いずに暖かく過ごす。
    建物の四方に窓を設けて風の通りをよくし、自然の心地よい風で涼感を得る。
    パッシブデザインはこれらを科学的に検討し、エネルギーを消費する機械に頼らない家づくりの設計思想です。
    断熱性能を高めつつ、この手法を上手に利用すれば、自ずと温暖化対策が取ることが可能です。

  • 住宅設備

    HOUSING EQUIPMENT

    システムキッチンやユニットバス、トイレ、洗面化粧台は、標準仕様ではTOTOとLIXILを採用しています。
    ご希望により他のメーカーも選んで頂くことも可能ですが、標準仕様として採用しているメーカーで一式選ぶと、比較的低価格での提供が可能となります。
    当社標準仕様の設備は省エネ性能も高く「一次エネ等級6」の基準です。
    そのほかにもオプションも多数ご用意しているので理想の仕様をぜひご相談ください。

設計士としての考える住まいの在り方

気候風土の根差す家づくり

▲水郡線下野宮駅付近の民家 置き屋根の店蔵は防火性と断熱性に優れている

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気候風土の根差す家づくり

古く空調のない時代から、洋の東西を問わずその国の気候風土に適した住まいを、人々は模索し発展させてきました。我が国においては地域ごとに気候の違いが大きく、また生業によってその土地固有のかたちの民家があります。例として名の知れた合掌作り、最大で45㎝にもなる重厚な土壁で類焼を防ぐ蔵造り、はたまた愛媛の外泊集落では年中吹きすさぶ風から家屋を守るために軒の高さまで石垣を積んでいたりと。
現代においても空調負荷の少なく、安心して快適に暮らす為の知恵として民家の思想を活かします。

情緒的な風景

▲茨城県大子町上野宮の民家 赤色の屋根は菱葺きで棟飾りを設えている

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情緒的な風景

民家の良さとして大きな要素に、その意匠にあります。殊に設計的観点からだと性能面だけに着目しがちですが、昔の建物の美しさは現代にはない、情緒と風情にあふれています。それは全体の形や屋根の載せ方、棟飾りや窓の意匠などの細部意匠から現出します。戦後になるとそういった装飾性は、無駄の物として排除されてきた流れがありましたが、その民家の佇まいにより土着的な町並み、大きな括りでいうと日本的な風景が形成されてきました。
しかしながら、そういった技術は一般的には失われているので、その現状を踏まえ現代の技術を以て、コストを抑えつつ表現できないか模索していきたいものです。

技術と金銭面との折り合い

▲金鑚神社の社務所 屋根の載せ方と窓の連なりが美しい

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伝統の意匠と現代の技術との折り合い

日動建設では木構造は機械加工のプレカットにて造ります。
伝統工法で建てないのに伝統を謳うのはどうかと思う人もいるかもしれませんが、その工法より安価なプレカットもまた技術者達の努力による賜物であるし、弊社の通常の建物仕様から上がるコストを抑え、広く一般に手を出せるようにしたい想いもあります。屋根は戦前の日本家屋に、見られる「むくり」や「照り」はプレカットでは難しいので、直線での表現になりますし、間取りは現代の生活様式に合わせ、材料も現代のものを使用します。できるだけ民家の普遍的美観を持たせつつ、折り合いのつけた建物を提案しましょう。

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